今日は横浜に住む父を連れて畑へ行きました。箱根のお山には朝から黒くて低い雨雲がかかっていたので、午前中はコメダ珈琲でモーニングを食べたり、カインズホームで道具を購入したり、朝どれふぁーみで野菜や苗をチェックしてから、お昼前に畑へ向かいました。
先日の台風で支柱が折れてしまったゴーヤとヘチマの畝。今度はもう少し長い支柱を買い足して補強をしました。ここは箱根のお山から吹いてくる風がとても強く、なんでもかんでもなぎ倒されます。
いろいろなお茶が飲みたくて、ハトムギも育てています。茶色くなってきたら収穫のサインですが、すべての麦がそろって熟すわけではないそうです。7割ほど熟したら、刈り取って乾燥させるそうです。
これもお茶にする予定のケツメイシ(ハブ茶)。成長がこれでもかっていうくらい遅く、背丈もぜんぜん大きくならないのですが、最近いんげん豆を細長くしたようなサヤがつきました。この中に茶色い実が入るらしいのですが、まだその気配がありません。
こちらは、津久井在来大豆。前作にじゃがいもを育てた畝に、7月7日に種まきして、順調に育っています。最初は北海道の大豆を蒔く予定でしたが、なるべく気候に合った大豆を蒔くほうが良いみたいなので、秦野のじばさんずで見つけた津久井在来大豆を蒔きました。本には、鳥に食べられるので種まきをしたあとネットをしましょうと書いてありますが、種まき後に刈草をもっさりかけておけば大丈夫です。
2ヶ月足らずでサヤもつき、収穫の期待が高まります。大豆は土壌にもとても良い影響を与えてくれる作物のひとつです。空気中の窒素を土壌に固定してくれるので、この後に育てる作物の栄養にもなります。農薬や化学肥料や鶏糞牛糞などの有機肥料を使用しない自然農法を実践中ですので、なるべくマメ科の植物をいろいろな畝に蒔くようにしています。
草木染めの染料のマリーゴールド。だいたい1週間に一度のペースで花を摘んで乾燥させています。少し花の勢いが弱くなってきましたが、頑張ってくれています。
袋いっぱいに収穫した花は、自宅のベランダで10日ほど乾燥させています。ガクの部分に厚みがあるので、自然乾燥に時間がかかります。乾燥させると半分くらいに萎みます。
乾燥後は、農業用の収穫ネットに入れて、玄関に吊るしておきます。屋外に吊るしておくと、湿度でカビが生えやすいので、乾燥後は室内がおすすめです。
この夏は、ゴーヤやヘチマ、ツルムラサキなど暑い地方で育つ作物がよく育ちました。写真はツルムラサキと島オクラ。ツルムラサキは、さっと茹でて刻んで、ご飯にのせて食べると美味しいのです。まったく虫もつかず、葉っぱの色も濃く、育てやすい野菜でした。まだまだ収穫できます。
秋用の野菜もベランダで育苗しています。これはイタリアの野菜。チコリーの仲間です。紫色のキャベツみたいな形になり、苦味があるそう。
秋の野菜の代表選手ブロッコリー。若苗の状態で9月末頃に畑に定植予定です。
九条ネギ。ネギの栽培は畑に定植してからの栽培がいまいちよく分からないけれど、ネギは大事。冬にネギのない生活は考えられません。
9月は種まきのシーズン。そろそろ玉ねぎの種まきも始まります。