草木染め染料の栽培:マリーゴールド

マリーゴールドのタネをセルトレーに蒔いて、約1ヶ月が経ちました。小さいながらも茎がしっかりしてきたので、そろそろ畑へ移植します。マリーゴールドは草木染めの染料として素晴らしい色を出してくれるお花ですが、畑に植えておくと、害虫を遠ざけてくれるので、他のお野菜にとっても大事な役割を担ってくれる花です。

下の写真は去年育てたマリーゴールドを乾燥させておいたものです。この花の中には種がいっぱい詰まっています。そんなことも知らずに、種を購入して蒔いたのですが、試しにこの花からタネをとって、ポットに蒔いてみたら芽が出てきました!

マリーゴールド

当たり前じゃない!と言われればそれまでなのですが、ホームセンターで花の苗やタネを見ていると、ついつい買うことばかりに気がいってしまいます。去年のタネを蒔けば植物は育つ、そういう当たり前の事さえも知らずに日々を過ごしているんだなとなんとも言えない気持ちになりました。

マリーゴールド

花のガクの部分を開くと種がびっしり詰まっています。

マリーゴールド

細長い種です。風に乗ってどこまでも飛んでいけそうな形状です。そして先が尖っているので、土にしっかり刺さって着地できるのかなと思いました。

マリーゴールド

今年はできる限り固定種の種から育苗しています。種から育てると、葉の形状の変化を眺めているだけで楽しいものですね。今年は、苗用のビニール温室を購入しました。しかも2つも!狭いベランダはもうぎゅうぎゅうなのですが、このビニール温室のおかげて、苗を育てる楽しさが倍増した気がします。