週に一度、納豆を手作りしています。
最初はとにかく失敗の連続。いろいろな方法を試してみましたが、この作り方が失敗なく美味しい納豆になりました。そして洗い物を最小限に抑えた作り方なので楽ちんです。この納豆作りには、圧力鍋とヨーグルティアが必要です。
まず、納豆を作る日の前日に大豆を流水でしっかり洗い、たっぷりの水に入れておきます。今回は、乾燥青大豆300gで作りました。”すずまる”という小粒大豆を使うこともあります。その時も作り方は全く同じです。水で戻した後の大豆は、約3倍弱の重さになっています。ここでのコツは、”とにかくしっかり大豆を水で戻す”ことです。ここでしっかり戻さないと、いくら長時間蒸しても求めているような柔らかさにはならないような気がします。最低15時間は水に浸すようにしています。
①圧力鍋に入るくらいのステンレスのザルに水で戻した大豆を入れます。
②圧力鍋に水をはり、そこへ蒸し板を置きます。(水の量は蒸し板の下あたりまで)
③蒸し板の上にさきほどのザルをのせます。
④蓋をして、圧力鍋を強火にかけます。圧がかかってシューッと威勢のよい音がしたら、その後はごくごく弱火にして、約40分を目安に蒸します。
蒸しあがるとこんなに色が濃くなります。そして親指と小指で大豆が簡単に潰れる硬さにします。ここでのコツは、大豆の色を良く見ることです。全体が均一に濃くなれば柔らかくなっている合図。柔らかすぎるくらいがちょうどいいです。
⑤いったん圧力鍋に蓋をして温度が下がらないようにしておきます。次に計量カップに市販の納豆を半分入れ、そこへ熱湯を50ccくらい入れてスプーンで混ぜます。ぐるぐる混ぜるとこんな風に白っぽくなってきます。
⑥これを蒸しあがった大豆にまわしかけて、熱湯消毒したスプーンで全体を混ぜ合わせます。ヨーグルティア付属の容器を熱湯消毒した後、さきほどの大豆を容器に移します。
⑦容器の上にキッチンペーパーをかぶせ、付属の取っ手部分をのせます。この時は内ふたは使いません。外ふたを少し傾けて乗せヨーグルティアにセットします。42度で24時間にセットします。外ふたや容器の内側に水滴がたくさん付くので、時々キッチンペーパーで拭きます。私の場合は、1〜2回キッチンペーパーを交換しています。あまり神経質にならなくても大丈夫です。
⑧24時間後、納豆完成です。出来上がりは、表面が少し乾いた状態になっていますが、混ぜるとこんなに粘りが出ます。とっても美味しい納豆ができました。
※ヨーグルティアの容器と付属のスプーンの2つだけを熱湯消毒をしますが、他の道具は何もせずそのまま使っています。
※たいてい市販の納豆は3パックになっていると思いますが、使わない2パックはそのまま冷凍しています。前日に冷蔵庫へ移して解凍して使っています。
※圧力鍋で茹でる方法も試しましたが、どうも水切れが悪く、その水分が容器の下に溜まって、発酵を妨げてしまうようなので、蒸す方法に変えました。それ以降は失敗なく作れるようになりました。