小幅の綿麻のざっくりした生地を、柿渋で2ヶ月かけて染めました。豊かな自然に囲まれた箱根山麓の畑で、ぶるっと震える寒い日も、雪がぱらついた日も、太陽が出た日も、乾燥が続いた日も、風が強い日も、干して干して干しまくりました。そのせいか、風合いと染めムラがワイルドに出ました。
巾約40cmx長さ150cm〜200cmの長めに染めました。厚地の生地を染めるとき、柿渋液から出した後、生地を絞るのが大変。握力最大限に引き出して絞って干します。
この生地は、麻70%綿30%のざっくりとした生地です。藍や草花で染めるよりも、柿渋で染める方が似合いそうな生地でした。染めてみたら想像以上に柿渋にぴったりでした。
使い方はいろいろ。和にも洋にも合いますし、家具の上にかけても、テーブルの中央にランナーとして敷いても、壁に飾るだけでも存在感があります。カットして肩掛けのバッグに仕立てても良さそうです。
色は、媒染の違いにより3種類。柿渋そのままの色、焦げ茶、黒。実際にお手にとってその風合いをみていただけたら嬉しいです。
※商品ご購入の際は、現金でのお会計をお願いいたします。ただいまクレジットカード払いができるように手続中ですが、間に合うかどうか微妙なので、現金のご用意もお願いいたします。ご不便おかけいたしますが、宜しくお願いいたします。
【Shukuko Quilt 暮らしを染めるモダンキルト展】
期間:2025年3月20日(木)〜23日(日)
場所:Nordisk Lys(ノルディスク・リィス)
神奈川県小田原市板橋597
時間:11時〜17時
※全日4日間在廊します。