3月20日〜23日までの4日間、個展をするNordisk Lysさんのある箱根板橋という場所は、戦国時代に北條早雲が小田原城を築く際に、 京から大工、石工、木工などの職人を呼んで住まわせた地域でもあります。現在も、寄木細工や木工ろくろ等の作り手が工房を構えています。また、明治以降は、実業家や政財界の要人が別荘を構えたこともありいくつかのお屋敷を見学することもできます。
ギャラリーから歩いて行ける場所をいくつかご紹介します。参考になさってくださいね。小田原は日曜日がお休みのお店が多いので、事前にチェックしてから行ってみてください。
◆如春園（ランチとお茶）
無農薬でお茶を栽培している如春園さんのカフェです。南インドスパイスカレーのランチと手作りケーキが召し上がれるお店です。元下田豆腐店だった趣のある建物です。
◆薬膳喫茶KURA（ランチとお茶）
築90年以上の洋風の建物・旧浅倉邸で薬膳ごはんとお茶がいただける喫茶店です。ここだけタイムスリップしたような建物です。
◆OTA MOKKO（寄木細工）
モダンな寄木細工のOTAMOKKOさん。現在工房を構えている旧大窪支所は建物も素敵です。
◆もくのすけ（木工ろくろ）
もくのすけさんは工房のみで店舗はないのですが、如春園さんで作品を購入することが可能。私もお椀を愛用しています。
◆松永記念館（国登録有形文化財）
「電力王」と呼ばれた実業家であり、数寄茶人としても高名であった松永安左ヱ門の古美術品を一般公開するために建設した施設。秋の紅葉がとくにすばらしい場所です。
◆三淵邸 甘柑荘（3/20、21、23見学可能）
初代最高裁判所長官・ 三淵忠彦の別荘として建てられた数寄屋風住宅。NHK連続テレビ小説「虎に翼」主人公三淵嘉子ゆかりの地です。
◆古稀庵（3/23見学可能）
明治の元勲山縣有朋（首相、枢密院議長、陸軍元帥）が、明治40年(1907)、70歳のときに構えた別荘。近代日本庭園の傑作といわれています。
◆DENT CRAFT ・Coffee Stand・（珈琲）
美味しいコーヒーがテイクアウトできます。春には店内で飲めるようになるそうです。お隣には、干物の山安ターンパイク店もあります。
◆あさみどり養蜂（蜂蜜とカフェ）
こちらの蜂蜜屋さんは、全国各地の蜂蜜が購入できます。カフェも併設されていますので、ちょっとした休憩にも。お店の前には地域猫ちゃんがいて、それだけでも癒やされます。
※車でしたら、、ちょっと足をのばして。
◆石垣山一夜城
箱根板橋から急坂を上がって一夜城までいかれますと、相模湾に浮かぶ大島や初島を眺められる気持ちのいい場所です。野菜直売所やヨロイヅカファームのケーキをいただけます。
◆江之浦測候所
かつて蜜柑畑だった小田原市江之浦の地に現代美術作家・杉本博司が設計した江之浦測候所は一見の価値あり。2日前までの予約制ですので、事前にウェブサイトをチェックしてみてください。
【Shukuko Quilt 個展】
期間：2025年3月20日（木）〜23日（日）※全日在廊します。
場所：Nordisk Lys（ノルディスク・リィス）
住所：神奈川県小田原市板橋597
時間：11時〜17時
