毎日暑さが厳しいですね。こんなに暑いのに種まきして大丈夫かしら?と思うのですが、秋冬野菜の種まきは始まっています。野良仕事もあるので、体調を整えておかないといけないのですが、今年はちょっとバテ気味です。バテてくると気持ちもマイナス思考になってくるので気をつけたいところ。季節の変わり目を上手に過ごせるようになりたいです。
さて、10月のモダンキルト展で展示するキルトを作りました。今年はめずらしく早く完成しました。いつもは直前にできあがるので、この余裕っていいものですね!会場の広さの都合上、大きなキルトは展示できないので、毎年小さなキルトか細長いキルトを作っています。
今年は、マリーゴールドで染めた布だけを使って細長いキルトを作ってみました。デザインは一番最初につくった白と黒のキルトを元にしています。こういうものがあると、色を変えるだけでいろいろなキルトを作ることができます。
マリーゴールドだけでこれだけのグラデーションを染めることができるのって楽しいですよね。
今回は初めてひとつの植物で染めた色だけを繋げてみました。こういう作り方もおもしろいなと思いました。キルティングは縦ではなく、横方向に入れてみました。布が波打たないように上→下という方向を守ってミシンをかけています。
キルトの端は切りそろえずにそのままの形を生かして仕上げています。昨年からこうした仕上げがマイブームになっています。カチッとしないほうが肩の力が抜けておもしろいかなと思っています。
裏も同じマリーゴールドのグラデーションのシマシマになっています。私の場合、裏は見えないからという考えはなく、裏も表と同じように使いたいなと思っています。同じ作業量だったら、表と裏の両方を使えたほうが一石二鳥だなと思うのです。
相変わらずじゃまが仕事のトラジロウ氏。このテーブルの上は涼しいので、いつも寝ているのですが、ミシンをしていると迷惑そうな顔をしてそっぽを向いてギリギリの場所でごろんとなります。すごいハートの持ち主です。