ここ数日、急にぐっと肌寒くなりましたね。先日外出した際に手が冷たくて、ハンドウォーマーを持って出かけなかった事に後悔したくらいです。やむなくポケットに手を突っ込んで歩きました。
季節の変わり目に大変重宝するこのシルクのハンドウォーマー。指先が出ていますので、作業性に優れていて、パソコン仕事にもおすすめです。私は手の甲の日焼け防止のために夏でも畑で使っています。汗もよく吸ってくれて、不快感がないのにも驚きました。手首の部分が長いので、折り返して短くしたりもできます。
今回ショップに追加したシルクのハンドウォーマーは、今回分から品質がさらにアップしたそうで、スラブやネップが少なくなっています。細くやわらかな絹糸を使っているため、製編の際どうしても編み機の針へ引っ掛かりやすく、非常に編みづらく、品質管理も大変なんだそうです。絹糸を太くすると今の肌ざわりや風合いが出せなくなってしまうため、いろいろ試行錯誤されながら製編されているそうです。
仕入先の方に、穴が空いても刺繍糸で繕って愛用しているという旨をお伝えしたところ、大変喜んでくださり、こうした糸選びから製編の大変さなどモノづくりの裏側を知る機会となりました。
私はシルク生地を傷めないように温度管理を徹底して、大鍋に張り付いて染めるだけですが、肌触りや使い心地を考えながらこういった製品を作ってくださる方あってのことですので、今後も継続的に仕入れていきたいと思っています。
今年は、シックな色合いに染めました。普段のお洋服に合わせやすいと思います。老若男女お使いいただけますので、ちょっとしたプレゼントにも喜ばれますよ。
ブラウンは、たまねぎの皮を使って鉄媒染しました。今まであまり鉄媒染をしたことがなかったのですが、こんなにいい色に染まるのか！と最近かなり気に入っているたまねぎの皮です。
こちらは定番のヤシャブシで染めたキャメル。合わせやすいですし、色落ちが少なく、他の色に染め替えも楽しめるお色です。
ウーロン茶で染めて鉄媒染した紫がかったパープルグレーに染まりました。こちらも色落ちが少なく、男性にもおすすめのカラーです。
畑で育てている無農薬のハーブで染めたハーバルグリーン。惜しみなくハーブを使えるのは畑で育てているからです。こちらのお色は一点のみとなりますので、気になる方はどうぞお早めに。
全体の長さは下記の写真になります。
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