毎年たまねぎを育てています。たまねぎの皮は黄金色や黄色に染める時に使います。草木染めで使う染料は、畑でなるべく育てたいと考えています。この300坪の畑を借りたはいいけれど、自家用車がないので、重たい肥料を大量に運ぶことができませんでした。また、仕事もあるので月に10日程度しか通えないこともあり、極力作業量を減らす必要がありました。試行錯誤の末、肥料はたまに米ぬか程度、畑に生える雑草を利用して土の微生物を増やしたり、豆類と麦類を交互に栽培したり、土をなるべく耕さないなどの方法を取ってやっています。3年目に入り、少しずつ実りが安定してきたような気がしています。
たまねぎの苗は11月頃に植え付けます。翌年の6月頃に収穫します。たまねぎの根っこにたくさんのミミズがいました。
毎年こんな小さなサイズにしか育ちません。手のひらに3個も乗ります!
小さくて皮むきがとても面倒なのです。ちびちび剥きます。たったこれだけ〜。
小さなたまねぎですが、味は濃く栄養がぎゅっと詰まっている感じがします。
この量の皮は、いったい何個分かしら?
たまねぎの皮は染まりが良いので染めていてとても楽しいのです。最後のレモン色に染まるまで、何枚も何枚も染めていきます。
毎年、種から苗を育てているのですが、なかなか上手く行きません。今年こそは成功させたいです!畑をやっていると毎年目標が立てられるので、本当に飽きません。土や植物に触れる時間があると、いろいろな事を考えさせられ、日々の暮らしが少しずつシンプルになり、同時に充実してくるのが面白いなと感じています。みなさんも、近くに市民農園がありましたら、ぜひ野菜を育ててみてください!