以前から畑の境界線に何か植えたいなと考えていました。一番理想なのは、牧場みたいに木の柵を設置すること。でもさすがにそれはお金がかかりすぎるし、撤去するときにゴミにもなる。次に考えたのはマリーゴールドなどの花をずらーと植えて、近所の人の目の保養にもなればいいなと思ったのですが、それだけの苗を準備するのは大変だし、ここの畑は箱根の山からの風が強くて毎年なぎ倒されるので、景観がかえって汚くなってしまいそうなのでこれも却下。お金もかからずに、目隠しになるくらいに葉が伸びて、多年生でずっと植えていられるものといったら「ウコン」だ!!とひらめき、2年でずいぶん増えてしまったウコンを掘り返して、畑の境界線に植える作業をしました。それに、どこかのブログで読んだのですが、イノシシなどの鳥獣被害対策にも効果がありそうなので、一石二鳥ですよね。イノシシは目が悪いのですが、鼻がいい。ウコンの香りで撹乱作戦です。
まず、ウコンを植えるラインを決めて、鍬で表面の草を削ります。
その後に、三角ホーでザクザクと溝を掘っていきます。結構この作業が好きです。でも気温が上がってくるときつい作業です。
たくさんあるので、狭い間隔でウコンを置いていきます。
ウコンは塊になっているのでぽきぽき折って、これくらいの大きさのものを植えました。
上の畑から下の畑までずらーと植えました。
これは2019年のウコン。これを今回種芋として植えました。ウコンは美しい花も咲かせるし、葉がいい香りだし、土にいるバクテリアもやっつけるし、昔から草木染めに使われているし、香辛料のターメリックのことだし、イノシシを遠ざけるらしいし、虫の被害も全くないし、ウコン茶として飲めるし、肝臓にいいし、免疫力を上げてくれるし、なかなかいいじゃん、ウコン。
さてさて、夏にはどんな感じになっているか楽しみです。