2019年の冬は暖かい日が多く感じます。箱根山麓の畑は、それなりに霜が降りたりしているようですが、ギリギリに種まきした緑肥やグリーンピースも芽が出ているので、やはり今年は気温が高いのかもしれません。12月は農閑期です。この時期は種をまける野菜がないので、暑い時期にできなかったことをしていく予定です。今日はニンニクの畝に落ち葉をかけて寒さをしのぎやすくしてあげました。
陸稲のあとに古代小麦の種を蒔いたけれど、あまり生育が良くありません。稲のあとに小麦という順番が良くなかったのでしょうか。
ミノムシも冬支度かな?世界中で虫が少なくなっている近年、ミノムシも少なくなっているようです。
冬の根菜類も順調に収穫できました。今年はセンチュウなどの被害もなく、お肌がつるっときれいな大根になりました。この大根は石川県の在来種の大根で、普通の大根の半分くらいの長さなので使い切りやすい大きさです。
キャベツなどのアブラナ科の野菜の葉をヒヨドリがつついて食べた後です。爆発したようなキャベツになってしまいました。去年はキャベツに防虫ネットをしていたので気が付かなかったのですが、イノシシの他にも鳥の被害というものがあることを、この冬初めて知ることができました。
ブロッコリーの葉っぱも食べるようですが、蕾の部分は食べません。でもときどき蕾にフンをしていきます。葉っぱは食べてもいいけど、フンはご遠慮ください。
今年はアブラナ科の野菜にぜんぜん青虫がついていないので、すべて鳥の胃袋に収まっていたのですね。畑に虫が増えてくると動物も集まってくる。これはとても自然なことで、目指している方向に向かっているという意味ではとてもすばらしいことなのですが、キャベツはどうしても食べたいので、鳥には申し訳ないのですが、ネットをしてみました。ついでに隣の畑のおじさんがテグスを張ってくれました。はじめてのテグス。まるで農家になったようです。
他の小さな苗にもガシガシ食べている痕跡があったので、面倒くさいのですが防虫ネットをかけることにしました。余計な作業をする羽目になり、木の上でキーキー鳴いているトリに舌打ちしたくなります。
しかし数日後に来てみると、なぜかネットがめくれあがっている始末。鳥たちも必死です。ネットを元通りにします。トリvsヒト。
大豆の跡地に今年もたっぷり緑肥を蒔きました。土を肥やしてくれたり、虫の住処になったり、雑草よけの草マルチになったりと、最近緑肥にハマっています。
スナップエンドウも元気に生長中。春になったら一気に大きくなります。今年も美味しいスナップエンドウを期待していますよ。