今年のキルト展には、柿渋で染めた布を使ってモダンキルトを作りました。制作にあたって、いつもイメージにあるのが、山小屋の簡素なベッドに似合うようなキルト。勉強のためいろいろなデザインや色で作っていますが、最終的なイメージはいつもそこにあります。誰かの大切な1枚になるようなベッドカバー屋さんを、いつかやれたらいいなと夢見ながら、箱根山麓の広い農園で染めの材料となる植物を育て、草花で布を染め、モダンキルトを勉強しています。
今回のキルティングは刺し子糸でハンドキルティングしました。柿渋で染めた布はかたくなります。そのため、ハンドキルティングはひと針ずつしか縫い進めることができず、1列(140cm)縫うのに40分もかかってしまいました。何度も針で指を刺してしまい左指は負傷気味です(笑)
第31回アメリカン・パッチワークキルト展は、2019年10月18日(金)から20日(日)までの3日間、鎌倉の「ギャラリー&カフェ ジャックと豆の木」で開催します。お天気も良さそうですので、秋の鎌倉お散歩がてらぜひお立ち寄りくださいね。
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