野良日記:大豆は夏至に蒔きます

夏至=一年で一番昼が長くなる日。大豆は夏至(6月22日)頃に蒔くと良いと言われています。昨年の2018年は7月8日に蒔いていましたが、今年は6月21日から蒔き始めました。麦を収穫した跡地に、大豆を蒔く部分だけ土の表面を削り、三角ホーで溝を切りました。自家採種の大豆ですので、発芽率が良く分からないので、少し多めにひと穴に5粒ほど蒔きました。草刈り機が入れるように溝と溝の間は50センチほど通路にしました。

昔の人は、夏至頃に麦を収穫して、その次に大豆を育て、そして野菜を栽培していたそうです。今はいろいろな肥料のおかげで、そんな事をしなくても見た目が立派な野菜があっという間に育ちます。けれども、私は昔ながらの方法がとても自然に思え、自然をより大切にした栽培方法だと思っていますので、時間と手間がかかる方法で栽培しています。経験不足による失敗ばかりで、これだけの広さの畑なのに、収穫量が笑ってしまうくらい少ないのですが、学ぶことがあるほうが、長く続けられるのかなと思います。

夏至

こちらは藍の生育状況です。今年もぐんぐん育っているとは言えません。肥料を沢山必要とする藍にとっては、まだこの畑の土は肥えていないということなのでしょう。自然を大切にした栽培方法では、1番刈りが精一杯かもしれません。2番刈りや3番刈りは肥料をたっぷり与えないと難しいと感じました。ですので、今年は1番刈りに適した大きさまで育てたら2番刈りは行わない予定です。

こちらは臭木(クサギ)。まあまあいい感じで生長しています。今年、実をつけてくれたらストールを染めようと思っています。

クサギ

これは、渋柿。実をつけるのはあと5年後くらいだろうと言うことでしたが、いきなり実をつけてくれました!全部で9個!柿渋液にするには足りないので、今年は干し柿か柿酢にしてみたいです!これはめちゃめちゃ嬉しい!

桃も植えたのですが、なんとまあ小粒ですがこちらも沢山実をつけてくれました。鳥さんのごはんにならないように、ネットをかけてあります。

こちらはトマト。もちろん種から育てました。どんどん実が付き始めました。去年はぜんぜん育たなかったので、とっても嬉しい。

これは雑草のジャングルではありません。2年目の菊芋です。わんさか育っています!

オレンジジェムマリーゴールドも元気!これは染め用ではなく鑑賞用とコンパニオンプランツ用。とってもかわいいです。

今日の最高気温は27度。もう真夏です。500mlの水筒だと足りなくなってきたので、そろそろ2Lのサーモスの水筒の出番です。最近のサーモスは容量が大きいわりにとっても軽いですよね。冷水用ですがとっても重宝しています。とうとう暑い夏がやってきました。できることを一歩ずつやるのみです。