2015年に初めて参加したアメリカ人キルト作家・Nancy Crowのワークショップ。毎年、春秋の合計8週間開催されます。小さな出会いと「行ってきたら?」の軽い一言に背中を押され、なんとなく参加を決めた2年前。キルトもミシンも英会話もかなり怪しい私が、アメリカのオハイオ州コロンバスにあるナンシークロウのアトリエで、アメリカ人のキルターに囲まれながら、毎日必死でキルトに向き合った2週間。英語の授業に戸惑い、課題もハードで、泣きそうになりながらも、いつでも優しく助けてくれるナンシークロウとその家族と過ごした日々。また今年も一念発起して2週間参加してきました!今回のクラスは上級クラスだったので、コンテンポラリーキルトで活躍しているキルターたちと一緒に過ごせたこともあり、とても刺激的な日々でした。2016年に来日したJudy Kirpichさんや2018年来日予定のDenise Robertsさんも同じクラスでお会いすることができました。
ここがワークショップ会場。木造のとってもかわいらしい建物です。朝7〜21時までこの会場で作業の日々です!
シェフのマーガレットさんがヘルシーな食事を毎日用意してくれますので、ワークショップに没頭できる環境になっています。食事の細かなリクエストにも応えてくれ、ベジタリアンやアレルギーにも気持ちよく対応してくれます。
授業の内容や写真はネットに掲載禁止になっているのでお見せできませんが、私の壁の写真を少しだけ。このワークショップでは、無地の布を80〜100色分用意していくのですが、今回は草木染めの布を持っていきました。草木染めの布がきっかけで、いろいろな方とコミュニケーションができたので染めていって良かったなと思います。
この2週間は、ホテルとワークショップ会場の往復(時々スーパーマケット)だけなので、観光の時間はありません。今回はRogers Honeyという地元の小さな蜂蜜屋さんに連れて行ってもらえたので、お土産が買えて良かったです。小さく見える白い箱が巣箱です。
そして帰国前日、同じホテルのジャネットさんが美味しいハンバーガーをご馳走してくれました。ちゃんと生のお肉をグリルしているお店らしく、これは本当に美味しかったです!2回目にして初のアメリカのハンバーガーです!
今回ももともと劇場だった建物をリフォームした個人経営の4部屋しかないホテルに宿泊しました。看板ねこのKIVAちゃん。毎日遊んでよ〜と会いに来てくれました。
非日常的な環境でキルトに向き合える2週間はとっても貴重でした。またいつか参加できるように、日々の制作を続けていきたいと思います。